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柴田 猛順; 小倉 浩一; 小池 文博*
no journal, ,
Sm, Smイオンの基底状態間の電荷移行Sm(F)+Sm(F)Sm(F)+Sm(F)はf電子殻がJ=0のため共鳴電荷移行のみが起こる。これに対し原子,イオンとも最も低い励起状態のSm(F)とSm(F)の反応ではf電子殻がJ=1のためSm(F)+Sm(F)Sm(F)+Sm(F)+0cm及びSm(F)+Sm(F)-1192cmの共鳴,非共鳴の反応経路がある。これまで共鳴,非共鳴の反応が独立に進み、それぞれ統計重率に比例するとして断面積を計算してきたが、共鳴,非共鳴の状態間の移行がある。ここでは、Sm(F)とSm(F)の反応について、各衝突係数で結合方程式によりすべての状態間の結合を考慮して断面積を計算した。その結果、断面積は6s電子の内側が閉殻で共鳴電荷移行のみの反応の場合に比べ少し小さいだけであり、共鳴,非共鳴の反応が独立に進むとして計算した値よりずっと大きいことを示した。
佐々木 明; 村上 泉*; 加藤 太治*; 加藤 隆子*
no journal, ,
物理の基礎データのひとつとして、X線天文学のような基礎科学から、プラズマプロセシング,大気環境,光源などの分野で活用されている、原子分子データの収集,評価,データベース化,利用に関して、核融合科学研究所の公募による共同研究の形で行ってきたひとつの活動の現状と今後の計画について発表する。原子分子データ活動は、従来おもに核融合コミュニティにおいて、大学と研究機関の研究者の協力によって進められてきたが、原子分子データを接点とするより広い基礎及び応用分野の研究者が研究開発をより効率的に行えるようにするために、九州大学の季村峯夫教授が中心となって、2005年頃より「原子分子データ応用フォーラム」の設立を企画し、大学,研究機関の関係分野の研究者と議論し、準備を進めてきた。2008年の季村教授の逝去後引継いで行ってきた活動について報告する。